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買いっ放して忘れていた作品で、完全に活字に捕われてしまった自分には、 今すぐ何か読まなければ発作が起きそうな夜更けに、運が良かったくらいの 軽い感覚で読み始めました。 軽い感覚での始まりに、花ざかりの森は少々辛く、 三島の言葉の壁は高く分厚いものに感じました。 しかしながらも、遠乗会からはやはりゾッコン。 どっぷり浸って、抜け出せない沼の如く。 短編なだけ、もう少し読みたいという頃完結してしまいますが、 こんなに多くの作品と作風を味わえる贅沢はたまりません。 この力強く溢れ出す日本語と表現に捕われ、太宰の短編を購入も やはり、もう少し三島作品を読み進めようと決めたのでした。
by a_bout_de_souffle
| 2009-06-19 08:34
| 文学
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