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日本ではDVDリリースの予定が発表された今頃 やっとフランスでも公開されました。 うずうずして、つい評判チェックしてしまいました。 が、続編の割には『良い』と言う感じなので 前作同様公開を楽しみにしていました。 いつもは、なるべく遠回しに感想を書いてるつもりですが 今回は、ちょっとそういうワケにはいかないので、 かなりハッキリ目に書いていくつもりです、ご注意。 今回は犯人当てよりも、『簡単なルールを守れるか』がメインだったかな。 犯人というか共犯は、『アノ人でしょ』って言ったら、やっぱり共犯だったし。 犯人当てや、殺人内容よりも、最後の息子君があんな所にいたのには驚き。 最後に、刑事さんには『あ〜ぁ(ルールを守っていたら)』ってしか言えなくて、 そんな意味で今回は楽しめました。 でも、ここは刑事として殺されていく人を眺めているわけにも いかなかったのでしょうけれど…ちょっと哀しいですね。 それにしても、他の犠牲になった人達の存在は一体なんだったのでしょう? マシューズ刑事とのゲームに付き合わされて殺されて、可哀想。 人数が8人と、今回は多かったから仕方がないかもしれないけれど、 命を粗末にしていたのは分かるけれど、一人一人の物語が薄かったです。 それにしても、ジグソがまだ懸命に生きていて驚きました、良かった。 今回は、何故命を大切に出来ない者に執着するかって言う謎にも解けて 彼が、あまり悪人に見えないのがちょっと…アマンダの気持ちが分かってしまう。 彼女は本当に命を助けてもらったんだから、好感を持つの分かるけれど 私までもが何故か持ってしまう。 ここが残念です、前回もゴードンもアダムもジグソも悪い人に思えない。 今回のマシューズ刑事も一緒、一方的で暴力的だけど憎めなかった。 だから、みんなが死んでしまうのが哀しい。 ゴードンとアダムを殺したジグソも憎めないし、かといって 死の重みに無関心で家族を大切に出来ないゴードンも、 覗き屋のアダムも、あまり憎みきれなかった。 そう言えば、面白い説がありましたね、『アダムはジグゾの実の子』説。 今回で、それは完全否定されてしまった形になってしまったと思うけど、 これが本当だったら、これに気づいた方は、相当鋭いですね。 次回作も制作されるわけですが、また犯人はアノ人なのかな。 どうやって続けさせるのかと思えば、意思を継いでいくのですね。 シリーズ物は大抵減速していくのが定番なので、頑張って欲しいです。
by a_bout_de_souffle
| 2005-12-28 20:54
| 映画
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